肉が食べたい!衝動はなぜ?急に肉が食べたい理由とは

急に「肉が食べたい」と、無性に思うこと、ありませんか?
普段は別に肉じゃなくてもいいのに、どうしてもなぜか肉が食べたいと思って止まらないとき、体では何が起こっているのでしょうか。
今回はなぜか肉が食べたいときの、体の理由を見ていきます。
なぜか急に肉が食べたい!理由
なぜか肉が急に食べたいと思う時、体では何が起きているのでしょうか。
<その①>
なぜか肉が食べたいときには、単純に「栄養が不足している」ことが考えられます。
肉だけではなく、特定の食べ物が食べたくなるときは、栄養素が不足しているので、体が「肉が食べたい!」と知らせてくれている可能性が高いです。
鉄分、タンパク質、ビタミンなどの不足が考えられます。
しっかり栄養が満たされれば、「なぜか肉が食べたい…」という謎の衝動は収まると思います。
<その②>
肉が急に食べたい!と思う理由は、「エネルギー不足」や「疲労」ということもあります。
一日仕事をしたり、運動をしたりして、体のエネルギーを使ってしまったとき、エネルギーを欲することで「なぜか急に肉が食べたい…!」と思うことがあります。
タンパク質は、エネルギーに代謝されるので、疲れたら「肉!」と体が思うのでしょう。
また、運動で体を使った後には、体は一種の飢餓状態(エネルギー不足)になります。
タンパク質を摂ると、運動後に傷んだ筋肉が修復されたり、筋肉が形成しやすいのです。
<その③>
「なぜか無性に肉が食べたい!」と思った時、体だけではなく、心理的・精神的にも原因があるときがあります。
強くストレスがかかると、「なぜか肉が食べたい」と感じる人がいます。
体内には「セロトニン」という、抗ストレス物質があるのですが、不足するとイライラします。
症状が重いと、不眠や精神不安定に陥ります。
なぜか肉が食べたい!と思うのは、セロトニンを作る原料が、肉に含まれているから。
肉には必須アミノ酸「トリプトファン」が含まれ、セロトニンを形成することができます。
つまり、なぜか肉を欲する、というのは、心が精神安定を求めている場合もあるのです。
<その④>
女性の場合は、生理前や妊娠など、鉄分不足に陥りがちな時期も関係しています。血や鉄分が足りなくなると「急にお肉が食べたい」と思う人もいるようです。
まとめ
なぜか急に肉が食べたい、という衝動について、今回はみてきました。
心的、あるいは身体的なことが原因で起こる「栄養不足」が原因のようです。
精神的にしろ、身体的にしろ、どちらも体からの「おしらせ」なので、無視せずに向き合うとよさそうです。
栄養バランスの取れた食事を心がけ、かつスポーツや体の周期に合わせて、肉が食べたいと思ったら多少多めに摂ったりと、工夫すればあまり感じなくなるかもしれません。
では今日も一日、快適に過ごしましょう。
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