敏感肌・乾燥肌とは?ボディソープのおすすめ

敏感肌・乾燥肌とはよく聞きますが、敏感肌とは、正確にどんな肌のことでしょうか。
敏感肌・乾燥肌とは、ちゃんと改善していけるのでしょうか。
顔だけでなく、全身ケアしたい人のために、ボディソープのおすすめもご紹介します。
敏感肌とはどんな肌?
敏感肌とは、「トラブルを起こしやすい肌」のこと。
敏感肌の方は、文字通り肌が敏感で、外的・内的要因から、肌トラブルが起こりやすいのです。
たとえば、紫外線、ほこりや大気汚染、化粧品でかぶれをおこすこともあります。
ほかの人にとっては何でもないことが、肌への刺激となり、トラブルになってしまう。
これが「敏感肌」です。
敏感肌になる理由!
肌は通常、保湿機能をもともと持っています。
皮脂膜や角層、そして隙間にはセラミドがあり、水分を保っています。
つまり、健康な肌なら、うるおいが自然と保たれ、ほこりや外気にも強く、化粧品などにもそう簡単には負けません。
しかし、強すぎるスキンケアの方法で肌を痛めてしまったり、栄養バランスが偏り十分に肌への栄養がいきわたらなかったり、紫外線のために弱ってしまったり…ストレスなどでも肌のコンディションが悪くなることがあります。
そうなると、肌は外的要因に弱くなり、トラブルを起こしやすい肌となってしまうのです。
乾燥肌とは?
乾燥肌とは、文字通り乾燥しがちな肌ですが、実は原因は少し複雑です。
乾燥肌は、水分が足りない!と思われがちですが、実は「水分も油分も足りていない」のです。
皮脂と水分が不足して起こるのが「乾燥肌」。
乾燥肌は「洗顔すると肌がつっぱる」「肌がかさかさ」「肌がごわつく」「冬になるとかゆい」などの不快感があります。
通常、水分が皮膚から抜けていかないように皮脂があるわけですが、乾燥肌の人は皮脂が足りていないために、水分がうまく保たれないのです。
敏感肌の方と同じく、バリア機能が低下しているために、乾燥肌になってしまっているのです。
敏感肌・乾燥肌が注意すべき「体洗い」
乾燥肌や敏感肌の方は、顔だけでなく、全身のケアが大変。
ボディーローションを塗ったり、オイルを塗ったり…商品が肌に合わなければなお大変です。
実は体洗いも重要です。
石鹸やボディソープの選び方も重要ですが、その前にできることがあります。
〇熱めのお湯は避ける
〇タオルでごしごしこすらない
まずはこの2つから始めてみてください。
熱めのお湯は、ただでさえ少なくなっている皮脂を、必要以上に流してしまいます。
さらにタオル。
ごしごしこする方が良い、と思い込んでしまいがちですが、外的な刺激に弱くなっている肌を、ごしごしこすっては、肌が耐えられずより弱くなってしまいます。
手でやさしくなぞるだけでも十分。
肌を傷めつけないようにしましょう。
ボディーソープ・石鹸も大事
皮膚科の先生の中には「私はお湯だけで済ませます。石鹸やボディーソープは使いません。」という方もいるほど、実は石鹸選びは大事。
石鹸があってこそ、と思いがちですが、石鹸やボディーソープも、肌の皮脂を落としすぎてしまうことがあります。
敏感肌・乾燥肌向けの商品を買う方が良いでしょう。
また、「ボディーソープ・石鹸で洗う部分」と「お湯だけ」の部分と、分けて洗うこともひとつの方法です。
たとえば、腕や脚はあまり汗は掻きませんし、臭いません。
しかし、脇・背中(肩甲骨の間あたり)・膝裏、足などは、汗もかきますし、洗わないとなると臭いが大丈夫なのか、非常に気になります。
そうした部分だけ、石鹸やボディーソープを使って、しっかり洗えばよいのです。
ボディソープのおすすめ
実は、本当に石鹸が「しんどい」と思うほどの乾燥肌だと、選ぶ石鹸やボディーソープは限られています。
さらに、「ケミカル(化学成分)」配合の商品がダメだと、敏感肌用商品の「ミノン」や「キュレル」さえも、使えません。
薬局で売っている「乾燥肌」「敏感肌」対策用の商品さえ合わない…という方は、もしかしたらケミカル成分がダメな方かもしれません。
ケミカルが「悪」ではないのですが、合わないものは合わないのです。
そうした「超敏感肌」の方におすすめなのは「華密恋(かみつれん)」のボディソープ。

実は石鹸やボディソープ全般がしんどいほどですが、これは使えました。
しかも、石鹸やボディソープが肌に少しでも当たっているのが不快なのに、これはしっかり当てていても大丈夫だし、タオルは使わないけれどしっかり洗っていても不快ではありません。
むしろすごく心地がよく、洗いあがったときには「きゅっ」というさっぱり感がありながら、乾燥は感じませんし、だんだんコンディションが良くなっていきそうな気配があります。
毎日の体洗いがしんどい方は、1度試してみる価値はあると思います。
「かみつれ」は「カモミール」の和名で、ハーブとしての効能に「肌乾燥を防ぐ」「リラックス効果」「血行促進」で有名です。
最近では研究が進み、美白や育毛にも効果があることがわかってきた、すごいハーブです。
まとめ
ケミカル(化学由来成分)がダメで、自然派・オーガニック・天然由来成分が良い、というわけではありません。
敏感肌の方は、「何に反応するか」それこそまったく予測不可能です。
植物由来が一見よさそうに思えますが、強すぎる植物の力に、肌が負けてしまうことも珍しくありません。
敏感肌の人で「植物由来すぎるとかえってアトピーがでる」というパターンがこれです。
今回、個人的には「華密恋」がとてもお勧めですが、すべての方に合うとは限りません。
自分に合った商品に出会うこと、それが一番大事だと思います。
では今日も一日、快適に過ごしましょう。
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