「馬が合わない」の意味とは?類語や由来・語源は?

「馬が合わない」とは、人付き合いの上で、あまり相性が良くないことを指す意味ですが、その由来や、ほかにも類語があります。
〇「馬が合わない」の意味
「馬が合わない」の意味とは、調べてみると
「好みや考え方が合わず、付き合いにくい。 「反りが合わない」とも言う。」(weblioより) |
とあります。
好みや考え方があわない、といった、どうにも相性がわるい、という感じです。
〇「馬が合わない」の由来・語源
「馬が合わない」とは、競馬からきているといわれています。
「騎手と馬の相性が合わない」ことから、パートナーや仕事、人付き合いをしていくうえで付き合いにくいことを言います。
〇「馬が合わない」意味と同じ類語は?
「馬が合わない」の意味と同じ類語はというと、「反りが合わない」になります。
「馬が合わない」は馬と人の関係でしたが、「反りが合わない」は日本刀の話になります。
日本刀は片刃で、湾曲しています。その湾曲を「反り」といいます。
湾曲していますから、刀とさやがぴったりと合うように作られています。
そのため、違う刀の鞘に、刀をしまおうとすると、うまく入らないのです。そのさまから、「うまく相性があわない」ことを「反りがあわない」と表現します。
日本独特の表現で、おしゃれですね。
日常会話では、なかなか使わないかもしれませんが、せっかくなので何かの折には、使ってみてはいかがでしょうか。
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