胃食道逆流症が食べてつらかった食べ物リスト

胃食道逆流症が食べてつらかった食べ物リスト

胃食道逆流症。つらいです。

体質もあるとはいえ、ここまでしんどくなったのは初めて、というくらいつらかったです。まだ完治してはいないと思いますが。

この記事は、あくまでも個人の実体験を書き連ねたものになりますので、科学的根拠などは一切関係なしです。ただし、つらいと思ったものを正直に書いています。

目次を付けたので、読みたいところだけ読んでください。

〇症状はここまでいった

・朝、胃液が口から出ている
・朝、胃が痛くて目が覚める
・胃が痛くても空腹にはなるから食べる(悪循環)
・寝つきが悪い
・横になると逆流する
・仕事中に急に吐きそうになった

もともと食道裂孔ヘルニアで胃から逆流しやすい私でも、ここまではなったことがなかったので、メンタルの落ち込み方もかなりひどかったです。

というか、体と心、両方が両方、相乗効果で悪くなっていったような感じです。特に心が体に出るタイプなので、なおさら悪化が早かったように思います。

胸やけ体質ではありましたが、胃が痛いのは初めてでした。

そして胃液が上がってくるのは、やっぱりこわいです。痛み的な感覚はないものの、痛みのないまま食道は傷んでいくのか…と冷静に思うと、けっこう恐怖。

〇思いつく原因

もともとの体質的な原因として、思いつくものはこうです。

・多分小学生くらいから食道裂孔ヘルニア
 (検査判明したのは20歳くらい)
・油もの消化苦手
・生ネギ、生玉ねぎなども消化不良
・胃腸弱くて立ちくらみ
・神経質
・HSP
・緊張しやすい
・外的ストレスを受けやすい
・考えすぎてしまう
・とても自己嫌悪してしまう

細かいことを気にするタイプなので、外的要因が多すぎると、すごく心身への影響があるなと思います。

胃の胸やけはしょっちゅうなのですが…。胃だけならまだしも、逆流なので食道のこともかなり心配です。

〇やばかった生活習慣

症状が1番重かったときの、思いつく原因(一時的なもの)はこうです。

・忙しかった
・夜がこわくて眠れなかった
・睡眠不足
・外食、コンビニ食をせざるを得なかった
・外的ストレスのダメージ
・自責、他責の念
・やりたいことができてない不満感
・野菜不足
・肉食が急に増えた
・具合が悪い時ほどインスタントやお酒が飲みたくなった
・“他人のため”の仕事が多すぎた(※自意識も含め)

とにかく忙しかったです。やることがいつも頭のなかを駆け巡っていて、一生懸命やっているのにけなされる(またはそう感じる)しかないようなことも多かったです。胃が痛くなるわけです。

もともと不眠症というか、睡眠障害的なものが何年も続いていたので、相乗効果でどんどん悪くなりました。体もメンタルもです。

しまいには、周りに迷惑をかけるレベルになったので、真剣に体の養生を最優先にしようと決心した次第です。

近い将来、食道がんになっても嫌ですしね。

〇病院ヘは

行かなかったです。本当は行った方が早いのだろうし、知人からも「薬もらったら即楽になったよ!」と言われましたが、コロナ禍なのもあるし、病院に行くと心が傷つくことが多いので、あまり気が進まず、行きませんでした。

薬が得意じゃない、というのもあります。

漢方という選択肢もあるので、そちらは検討中です。

〇最悪からやった回復対策

胃に負担をかけないことが最優先、と思って、胃が休めるように食事をとらないところからスタートです。

・ほぼ水とポカリスエットだけ(1〜3日)、梨
    ↓
・煮た野菜、野菜スープ(キムチはいれた)、納豆、厚揚げ豆腐
    ↓
・炊き込みご飯(少量)を追加
    ↓
・麺も食べてみる

現在は食べ物に制限はかけていませんが、それでも、1回を少量にしています。痩せてしまうけど、胃・食道が回復するまではいったんしょうがないと思っています。

ただ、私は血糖値の下降・上昇にも弱いので、空腹を感じてきたらすぐに少量食べるようにしています。

生活習慣もかなり修正しました。周りに「今むり!」と作業を断るのは心苦しいと思いましたが、「そもそも体壊すほどまで他人のことをやる必要はない!」と自分に何十回も言い聞かせて、断りました。

断る範囲はどのくらいかというと、「正しい睡眠ができる」「正しい食事ができる」「体や心が“イヤだ”“つらい”と感じない」程度です。その範囲ならやります!という線引きを自分の中で決めました。

具体的に、改善したのは次の習慣です。

・夜寝る
・朝起きる
・起きたら掃除
・自分で決めた自分のための“毎日の作業”だけはやる
・家にいるときは、午前中に1度昼寝OK
・食事は3食~4食
・寝る前でも食べてもいいけど、少量

あんまり決めすぎると、またきっと「できなかった…」「守れなかった…」という自責のストレスになりそうだな、と思ったので、余白は作りました。

掃除は、していなかったわけではないのですが、毎日必ずやる範囲を決めて、起きたらすぐやることにしました。睡眠障害気味なのでつらいかな、と思いましたが、絶対やると決めて、やり始めました。始めると、これが結構すっきりするので妙にクセになり、そのあとの時間も起きていられるのでオススメです。

それにしても、胃ってメンタルやストレスがこんなに反応するんですね…。

〇つらかった食べ物リスト

そこまでひどくなると、かなり何食べてもつらく、最終的には水とポカリスエットのみになったわけですが(塩分は取らないとヤバイ)、個人的に「これは見ただけでムリ」「食べたらつらかった」「回復期に付き合いで食べたら気持ち悪くなった」など、個人体験をまとめましたので、参考になれば幸いです。

〇外食

外食は本当にダメです。大手チェーン店、ラーメン、定食屋、ファストフード、なんでもダメです。たとえ少量でも胃の疲労が激しい感じがします。

ビーガンやオーガニックのお店ならよかったのかもしれませんが、そういうお店はどこにでもないですし、量が食べられない&生野菜は消化がつらいので1人前食べきるのが難しいかな、と思います。

〇コンビニ

コンビニ食もダメです。というか、外出時間が長く忙しくてコンビニ食しか選択肢がなかったので、もともと疲れすぎいていた胃の調子が悪化し、ダメ押しとなったのですが…。

〇添加物

先に書いた外食、コンビニ食ともに添加物が豊富なのでダメなのですが、ほかに普通に使う調味料や食品に使われるものも、もともと得意ではないですが、まったくダメでした。

〇加工食品

オーガニック、自然食品のお店で、食品は買いそろえるようにしているのですが、オーガニックだろうと、もはや加工食品はムリでした。

〇意外とたまご

たまごがすごく好きで、毎日食べていたのですが、症状がひどくなってから、たまごを見ると「うっ」と思うようになり、胃が嫌がっているような感じがしました。

マクロビを勉強していた方に聞いてみると「たまごはけっこう強いからやめといたほうがいいかも」と言われ、いったんやめています。

火を通していましたが、そういうのは関係ないみたいです。

〇気をつけるべき食べ物

他にも、やめた方が良い食材を聞いたので、やめている食材リストです。

・豆腐
・豆乳
・炭水化物(特にパン、麺など小麦粉系)
・唐辛子(香辛料)
・コーヒー(カフェイン)
・牛乳(※もともと消化苦手)
・梅干し(好きすぎて量が多かった)
・冷たいもの
・甘いもの(砂糖)

食べられるものが少ないじゃないか!と思う人もいるかもしれませんが、胃痛がひどくて食べるどころじゃないので、もはやあんまり気になりません。

そう思うまでになるまえに、みなさんには気を付けてほしいな、と思います。

〇オススメされた食べ物

豆はオススメされました。煮豆、茹で豆、味噌とか。豆乳や豆腐は、一見やさしそうだけれど、マクロビ的には「陰」属性になり、逆流症との相性が悪いそうです。

もっとも、そもそも胃が痛いのでもはや食欲がなく、ほとんど食べるのをやめざるを得なかったので、豆さえ食べなかったのですけど。

その場合は、倒れないようにポカリスエットだけは飲みました。経口補水液は飲まないと、血中の塩分が薄まって、カンタンに倒れます。

まして私はよく運動するので、動くときはなおさらです。逆に、経口補水液があればまったく問題なかったです。

〇まとめ

まだ完治しているわけではないし、そもそも食道裂孔ヘルニア持ちなので、生活習慣や食べ物は継続していかないといけないな、と思っています。

あと治ったと思った時の、付き合いの外食は本当に落とし穴なので要注意です。痛いしツライ。食べなきゃよかった。

他人が食べていても“食べない”選択肢は、おなかが減るようになってくるとキツイですね。心を決めなければ、と思いました。

また、個人的な睡眠障害の対策にも、今回は同時に取り組んだので、実体験を書きたかったのですが、長くなってしまうのでいったんここまでにしました。

別記事にまとめますので、よかったら読んでください。

では今日も一日、みなさまが快適に過ごせますように。