不眠症の治し方に自力は可能?実体験まとめてみた

不眠症の治し方に自力は可能?実体験まとめてみた

不眠症、睡眠障害、つらいですよね。メンタルにもくるし、昼間の活動がうまくいかなくなるのが本当に困ります。

自分だけだったら別に問題はないのかもしれませんが、人間社会はだいたい昼間が活動で回っています。

そのため遅刻・欠席が増えたり、参加できても体調不良で物事がうまく運ばなかったり、人間関係がうまく築けなかったり…。

医者でも専門家でもないので、治し方などは記載できませんが、治し方というよりも、自力でやってみた改善方法の、実体験をまとめました。

私自身が何年も睡眠障害だったので、誰かの参考になれば幸いです。

不眠症からの“寝るとき”

本当に眠れなくて、困っていました。

「眠れないときに、眠れないことを責めてはいけない」とよく見かけるので、最初は「眠れなくてつらい」と思っていましたが、「眠れなくてもしょうがない」と思うようにしていました。

けど、「しょうがない」と思うようにしたところで、眠れるようにはならないんですよね(笑)。

私の場合は、最終的に行き着いたのが「528hz(ヘルツ)」の音楽をかけること。

別の記事で書いていますが、528hz(ヘルツ)の波長は、入眠にとても良いそうです。(記事:528hz(ヘルツ)とは?不眠を改善したい人におすすめの入眠音楽

こちらの528hz(ヘルツ)に関して、「科学的根拠はない」などの記事も見かけたのですが、私はとにかく「私自身が眠れれば別に問題ない」ので、とにかく試してみました。

Youtubeで探すと、528hz(ヘルツ)でも、いろいろなタイプの曲が出てきます。私はモーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を聞いて秒で寝ますが、メロディーらしいメロディーがない方が良い人は、ヨガ教室でかかってそうな曲なども探せます。

コツは、音が耳から入ってくることに集中すること。(大学教授もお勧めの聞き方はコチラ参照:528hz(ヘルツ)とは?不眠を改善したい人におすすめの入眠音楽

私はこの曲を聞き始めたその日に、一発で寝れましたので、そこからすぐ、不眠に戻ることなく、朝起きて夜眠る生活に入れています。

入眠時のメンタル

私の「眠れない」には、理由がいくつかあって、睡眠障害のはじまりはそもそも家庭内いじめを受けたようなところから、1日のうちまったく起きていられる時間がなくなったところに始まるのですが、それはもう数年前の話なので、あとは「寝る」「起きる」のペースだけの問題でした。

なぜ「不眠」になってしまうのか。そのときの自分のメンタルと向き合ってみました。

朝、空が白んでくると、ようやく安心して眠ることができるんです。夜がこわい、まではいかないものの、多少なり恐怖感がありました。

また、「あきらめきれない」感情があるな、とも思いました。

「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と頭の中で追われてばかりで(結局眠れないので昼間もうまく進まないのですが)、「眠る前にチェックしないと、明日の私は信用できない」みたいなところがあって。

とにかく、まず「もういいんだ!」「今日のすべてをリセットするんだ!」と自分の中にある何もかもをズバッと切りすてて、それこそいいことも悪いことも全部無かったことにする心持ちで、528hz(ヘルツ)の音楽が耳から入ってくることだけに専念したら、すごくしっかり眠れました。

しかも起きた時もかなりすっきり起きれたので、自分の中でこの方法を反復決定しました。

あきらめも肝心だったんですね。

不眠症からの“起きるとき”

起きるときも、コツがありました。起きてすぐ、部屋中の拭き掃除をします。

掃除機を使うより、からだを動かすし、なにより起きてすぐ掃除機の騒音はツライので、使い捨てのシートで拭き掃除。

トイレ、風呂、キッチンなど、水場はやりません。別で。凝った掃除もやりません。これも別で。毎日ただただ同じように拭くだけ。

すると、朝起きてぼーっとしている間に済むので、自分の意識がはっきり気が付くころには部屋はきれいになっているし、今まで「起きた時の不快感」みたいなものがさっぱりなくて過ごせます。

慣れてきたらルーティーンを増やす

生活習慣が乱れていたり、体調やメンタルの不調を抱えていると、いろいろなルールを自分に課したり、増やしたりすることはかなりしんどいです。

しかも「やらなきゃ」を増やすことで、疲れたり、できなかったときにもっと落ち込むのに、また課題・やることを増やす状態になるので、あんまりオススメできません。

「寝る・起きる」だけをまず徹底して、ほかのことはいったん考えないのがよかったです。

寝るときの「音楽」、起きるときの「掃除」だけを徹底的に守って、睡眠障害から解放されて生活が整ってくると、自然とルーティーンを増やせました。

私の場合は、ルーティーンにいきなり「ブログを書く」を追加したのですが、これはその時「気晴らしになる」「楽しい」と思ったので、自分を圧迫するものでなく、前向きになれたからです。

「何の損得も考えず、楽しめること」から、ルーティーンに取り入れてみるとよいかもしれません。

※思い出しながら書いているので、思い出し都度、追記していきます!