韓国語タンシネ(タンシン)の意味は「あなた」でも使う場面はデリケートに

テレビで韓流時代劇を見ていると
「タンシネ ~」
という言葉をよく耳にします。
この「タンシネ(タンシン)」
どういう言葉なのか調べると
テレビではよく耳にするものの
日常使いには向かないようです。
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당신(タンシン)はニュアンスが独特
テレビで韓流時代劇を見ていると
よく聞く「タンシネ」という言葉。
基本形は「タンシン」で、
意味は「あなた」となります。
しかし、日本語の「あなた」とは
ニュアンスが違うんだそう。
テレビでもよく聞きますし
解説を読んでみると「夫婦間で使う」という説明もありますが、
これもぴったりの感覚ではない様子。
夫婦間で「당신(タンシン)」を使うことも
なくはないみたいですが
「여보(ヨボ)」が一般的らしいです。
「당신(タンシン)」を使う時は
「けんかのとき」「あえて・わざと使う」
ということが多いらしく、
当てつけっぽい印象が出てしまうみたい。
夫婦間ならば、けんかのときに
「あんたのせいよ!!!」
といった感じですね。
テレビ時代劇だと、親の仇とか、
敵の役などが登場しますが、
そういう場合には使います。
「タンシネ アボジ 」
といえば
「お前の父親は」
という捨て台詞のようなニュアンスに。
または目下の者に対する
「おまえ」でもあるようです。
今となってはテレビ向きな言葉かも。
日本でも「おまえ」とか
言わなくはないけど
今の時代だとあんまり好かれないかもですね。
日本の「おまえ」も
テレビというか
アニメの世界ではよく使われるのかも。
ちなみにテレビの時代劇では
「그대(クデ)」という言葉も出てきます。
これは古風な「貴方」の呼びかけになり
「そなた」「そち」「そのほう」などの
ニュアンスになります。
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당신(タンシン)の正しい使い方
現代韓国で「당신(タンシン)」は
テレビドラマ以外ではあまり使われない言葉のようです。
使うときは
不特定多数に対して「あなた」と
呼びかけるときに使うみたいです。
広告や選挙の時などですね。
間違っても会話で
相手に向かって「당신(タンシン)」と
言わないように気をつけましょう。
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