大涌谷の黒たまごはなぜ黒い?

大涌谷の黒たまごはなぜ黒い?

箱根といえば、「黒たまご」を思い浮かべる人も多いはず。大涌谷の黒たまごは、お土産でもらうことも多いですが、やっぱり、現地でできたてを食べるのが一番おいしい!

さて、箱根・大涌谷の黒たまごは、なぜ黒いのか、ご存じですか?

箱根・大涌谷の「黒たまご」なぜ黒い?

箱根・大涌谷で作られる「黒たまご」。いったいなぜ黒いのでしょうか?

箱根の黒たまごは、大涌谷の温泉の、源泉で茹でているものです。そうすると、大涌谷温泉源泉の成分、「硫化水素」と「鉄分」が結合して、「硫化鉄」となり、黒い色になるのだそうです。

たまごの殻は、無数の「気孔」と呼ばれる穴が、7,000~17,000個も空いており、これが卵の中に酸素を取り込み、逆に内部で発生した「炭酸ガス」は外へと排泄する「ガス交換」の構造ができています。

箱根・大涌谷の黒たまごがなぜ黒いのか?というのは、卵の気孔に、鉄分が付着するために、卵が黒いのだそうです。

<おまけ>
【大涌谷の温泉の効能は?】
きりきず、やけど、慢性皮膚病、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進