なつめ茶は女性に♡効能を知って選びたい中国茶

なつめ茶は女性に♡効能を知って選びたい中国茶

中国茶のひとつに、「なつめ茶」があります。なつめは、植物の実の部分で、これを煮出して飲むのが「なつめ茶」。

実も食べることができます。

女性には、昔から「なつめ」がよいとされてきた、その効能はどんなものなのでしょうか?

若返りの果物!?

生薬としても使われてきた「なつめ」。中国では古くから用いられ、「一日食三棗 終生不顕老」=「1日3粒食べると年齢が気にならない」というもの。

栄養の高さと、栄養成分が、効果・効能につながっているのでは?

女性にはなつめ!効能は?

女性には、と決めつけるのは良くないかもしれませんが、女性特有の周期だったり、精神的なものだったり、そういったものには「なつめ」が非常に有効と考えられています。

その理由に、科学的に栄養価を見ても、女性が失いがちな栄養素がたくさんふくまれているのです。

〇食物繊維
〇鉄分
〇パントテン酸(ビタミンB群)
〇葉酸
〇カルシウム

などなど。

鉄分は生理などでも失われるし、葉酸は必要といわれながら、通常の食事では一日の摂取量が確保できない人が多いという成分。

鉄分は、プルーンの1.5倍もあるとか!

なつめを食べる・なつめ茶を飲むことで、改善が期待できるので、女性向けによく紹介されているわけです。

漢方では?なつめの効能

漢方の世界では、なつめは「大棗(たいそう)」といいます。

五味(味の特徴)は「甘」に分類され、

薬としては、「強壮、鎮痛、利尿、緩和、筋肉の緊張による疼痛、過敏症、腹痛、咳漱、身痛」などに用いられるそうです。

甘、という分類は、脾つまり消化器官に効能をあらわしていく、と考えられているのですが、生薬として使われるときにはこれが応用されるのだそうで、ほかの薬が消化器官へ影響する力を和らげ、消化器官を守ってくれるのだそうです。

血流や新陳代謝を上げると考えられ、むくみ対策やPMSにもおすすめされているなつめです。

日常に1粒~3粒ずつ、取り入れてみるのはいかがでしょうか?

では今日も1日、快適に過ごしましょう。