シナモンの効能とは?寒いときに活用したいスパイス

ニッキともいわれるシナモンとは、香辛料のひとつ。苦手な人も多い、ちょっとクセのあるスパイスです。
香りのいいのは、そんなにクセもなかったりするのですが。
そんなシナモンの効能を見てみると、体を温める以外にも、いろいろあるようです。
シナモンの効能を知って、上手に使ってみましょう。
シナモンの効能とは?
・抗酸化作用(フラボノイド)
・抗菌作用
・コレステロール値改善に期待される
・血圧を下げる
・穏やかな利尿作用
・脂質を減らす
・血管の弾力性を取り戻す
・血管拡張
・血糖値低下=糖化対策
・がん予防研究が進む
シナモンのチカラはすごいですね!最近の研究で、ますますその力が判明してきているようです。
シナモンの効能とは?漢方的に
シナモンを漢方的に調べるときは「桂皮(けいひ)」という名称となります。
五味:甘、辛
五性:熱、または温
シナモン=桂皮とは、漢方では「身体を内側から温める」とされ、冷えが原因の「腹痛」「関節痛」「月経痛、生理痛」を緩和すると考えられています。
他にも、お腹を温めるので、脾胃(胃腸のこと)のはたらきをうながして消化機能をたかめてくれる食材とされています。
体のタイプとしては、「瘀血(おけつ)」つまり血流が滞ってしまうような、血のめぐりが悪くて不調が起きている方に向いている、という分類がされています。
とはいえ、「熱性」という、ちょっと強い食材なので、大量に食べてはいけないようで、毎日すこし摂る程度なら大丈夫な様子。
風味づけくらい、ちょっとかけるくらい、耳かき一杯程度、と覚えておくとよさそう。
シナモンを食べちゃいけない人は?
シナモンは、妊娠中は「食べない方が良い」といわれます。
シナモンには、「子宮収縮作用」があるといわれています。研究で確認されているわけではないらしいのですが、念のため控えるのが安心ですね。
どちらにしても、大量摂取は推奨されていません。
シナモン苦手!ってどのシナモン?
シナモンと一口に言っても、実はシナモンには、すごく種類があるんです!
・シナモンゼラニカム、トゥルーシナモン、セイロンシナモン、メキシカンシナモン ・シナモンバーマンニ、インドネシアンシナモン ・シナモンロウレイロイ、ベトナミーズシナモン ・シナモンアロマチカム、カシアシナモン、チャイニーズシナモン |
すごい種類…!
自分がどれを食べたかなんて、とてもわからないですね…。
興味のある方は、いろいろなシナモンに挑戦してみてはいかがでしょうか。
では今日も一日、快適に過ごしましょう。
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