緑茶は太る?痩せる?なぜダイエットに緑茶なの-カフェインの影響はどのくらい?

最近かるく運動しただけでもすぐ体の芯が熱くなるような感覚があって、「なぜかな?」と振り返ってみると、そういえば緑茶をよく飲むようになったとふと思いました。
もしかして緑茶はダイエットや痩せることに影響があるの?ということで、緑茶はダイエットに向いているのか、なぜ緑茶なのかをまとめました。
緑茶で代謝が上がる!
緑茶を飲むと、なんと脂質代謝が上がるそうです。体の脂肪を燃やして、エネルギー消費につながるとか。
しかも、脂肪を分解・燃焼することで注目の褐色脂肪細胞を活性化してくれるということです!褐色脂肪細胞はダイエットの味方ですが、首・わきの下・心臓・腎臓まわりなどの、限定された部分にしかない貴重な存在です。
おいしい緑茶を飲んで、自分の体の褐色脂肪細胞や代謝がアップするなんてうれしいお話です。
なぜ緑茶で代謝があがる?
先ほどの褐色脂肪細胞は、緑茶でなぜ活性化するのか?ということからみていきますと、緑茶の有名な成分「カテキン」が、褐色脂肪組織を活性化させてくれることが研究でわかってきたそうです。エネルギーにする力があがるので、体温上昇にも期待ができます。
また、緑茶には「エピガロカテキンガレート」という成分が肝臓を活性化してくれるので、脂質の代謝が上がるのだそうです。今のところ健康だけど肝臓が気になるな、という人も良いかもしれません。
代謝だけじゃない!脂肪吸収を阻害
エピガロカテキンガレートは、肝臓活性化をして脂質代謝をアップしてくれます。そしてさらに、小腸で脂肪が吸収されるのを抑えてくれるのです!
脂肪の吸収が減るので、血液中の中性脂肪も減って、結果肥満の防止につながっていくとのこと。
カフェインもお助け成分!
緑茶といえば、カフェインが含まれています。近年ワルモノ扱いされがちなカフェインですが、実は血流・代謝を高めてくれるので、脂肪燃焼につながり、痩せることやダイエットには味方の成分です。
カフェイン摂取はしたくない?緑茶の利点
カフェインは最近あまりとりたがらない人が増えています。
妊娠中の女性など、避けた方が良い人もいますが、女性は特に「生理痛に影響があるから」「眠れなくなる」などの理由で避ける方も多く見受けられます。
カフェインの利点として、利尿作用によって余分な水分を出してむくみ改善や、老廃物排出につながることがいわれています。
ただ、緑茶は「コーヒーよりもカフェインが多い」ともいわれるので、やはり気になる方も多いでしょう。そんな緑茶ですが、カフェインの他に「テアニン」という成分が含まれます。このテアニンはカフェインの興奮作用とは反対の機能があって、興奮を和らげるというはたらきをしています。
カフェインに敏感で少量でも眠れなくなる方はダメかもしれませんが、夜に温かい緑茶を1杯飲んで眠れる!という方がいるのはテアニンのおかげかもしれません。
緑茶にふくまれるその他の栄養成分!
緑茶にはダイエットや痩せること以外にも、欲しい栄養素が含まれています。
・免疫や抗酸化に重要な「ビタミンC」
・皮膚・粘膜・コラーゲン生成の「ビタミンB2」
・細胞分裂に必要な「葉酸」
・夜間など視力に「βカロテン」
・抗酸化作用の「ビタミンE」
体を若々しく、丈夫に保ちたい方には取り入れたいお茶です。
ちなみに消臭は「クロロフィル」のおかげ、その他「カリウム」「リン」「カルシウム」などミネラルも含有しています。
茶葉の入れ物・缶はどこで買う?
飲みなれない方は、まずはティーパックでよいかと思いますが、急須で淹れたいという方はやはり茶葉。急須にこだわりも良いですが、茶葉の缶もあると便利です。
茶葉の缶はインターネットでも買うことができます。
例えばこちらの缶。
細身で中蓋はプラスチックのタイプです。収納スペースが限られている方には、細身の缶がおすすめ。
インターネット以外だと売っている場所は、お茶の専門店・急須や食器の専門店などです。お茶の専門店は場所によってかなり種類が限られてしまいますが、急須や食器などの雑貨を置いているお店まで回って見てみると、柄や幅も選べるはずです。
1日1杯を愉しむ心で、体もすっきりしましょう。
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