コーヒーとグレープフルーツの食べ合わせ!一緒に食べても大丈夫?

コーヒーとグレープフルーツの食べ合わせ!一緒に食べても大丈夫?

グレープフルーツとコーヒー、どちらも食べ合わせに気をつけたい食べ物です。

ではコーヒーとグレープフルーツの食べ合わせは、一緒に摂っても大丈夫でしょうか。

コーヒーとグレープフルーツの相性

結論からいいますと、コーヒーとグレープフルーツの食べ合わせは、特に問題なさそうです。

ただし、酸味は苦味を消す効果があるとのことです。したがってコーヒーの味を薄く感じたり、グレープフルーツの味を感じづらかったりと、最高の相性とは言えません。

また、コーヒーのカフェインと、グレープフルーツの酸味があるので、胃腸が弱っているときにはあまりオススメの食べ合わせではないでしょう。

コーヒーの食べ合わせ

まず、コーヒーと食べ合わせの相性が悪い食べ物です。

チョコレート
重ねてカフェインを摂ってしまうため。

ゆで卵
含まれる硫黄がカフェインと結びつき鉄分吸収を阻害。

ナッツ・牡蠣(亜鉛の多い食材)
牡蠣とコーヒーを一緒に食べようという人はいないと思いますが、ナッツを一緒に食べようと思う人はいるはずです。しかし牡蠣・ナッツのような亜鉛を多く含む食材は、コーヒーとの食べ合わせは悪い方です。なぜならせっかく亜鉛豊富な食材なのに、コーヒーのタンニンによって亜鉛と結びついて吸収を阻害してしまうからです。

ガムタイプの禁煙補助薬
コーヒーを飲んだあとに噛むと効果が不十分になる可能性があります。口腔内が酸性状態になると有効成分のニコチンを吸収しにくくなってしまうため。

グレープフルーツの食べ合わせ

次は、グレープフルーツと食べ合わせの相性が悪い食べ物です。


薬の血中濃度を上げて効きすぎてしまう、もしくは副作用が強くなる可能性があります。

アルコール
肝機能の解毒作用を低下させるはたらきがあり、アルコールの血中濃度が急激に上昇する可能性があります。グレープフルーツサワーで悪酔いをした経験がある人は、グレープフルーツの作用によるものかもしれません。お酒があまり強くない人は避けるべき飲み物といえます。

牛乳
グレープフルーツ以外の柑橘系もですが、消化が悪くなるため下痢になるおそれがあります。

きゅうり
ビタミンC吸収が悪くなる組み合わせ。

まとめ

グレープフルーツとコーヒーの食べ合わせは、決して悪いわけではないことがわかりました。

ですがコーヒーとグレープフルーツには、それぞれに食べ合わせの悪い食べ物があります。

それらは体調を悪い方向にしてしまうもの、効果を引き出しすぎてしまうもの、栄養吸収を阻害してしまうものなど、影響は大から小までそれぞれあります。

したがって、食べ合わせが悪い、と言われているものと一緒に食べる・飲むことは避けるようにしましょう。