「二つ返事」の意味!「一つ返事」との意味の違いは?

「二つ返事」の意味!「一つ返事」との意味の違いは?

「二つ返事」という言葉には、二つの意味があります。また「一つ返事」という言葉もよく使われていて、どちらが正しいのかを知っておくと特にビジネスシーンでも便利です。

「二つ返事」の意味①よくない返事

はいはい、と返事を二つ重ねること。気安く返事をすること。

https://www.weblio.jp/content/%E4%BA%8C%E3%81%A4%E8%BF%94%E4%BA%8B

こちらはあまりよくない返事をする、という意味です。癖で二つ返事をしてしまう人もいますが、イライラしたときに「あー、ハイハイ、もういいよ」という、人間関係がギスギスする返事の仕方ですね。

「ハイハイハイハイ!」などと返事されるとイラっとすることありますよね(笑)二つ返事をしないように気をつけたいものです。

「二つ返事」の意味②快諾

依頼に対してすぐさま承諾する様子は「二つ返事で引き受ける」のように表現される。

https://www.weblio.jp/content/%E4%BA%8C%E3%81%A4%E8%BF%94%E4%BA%8B

こちらは案件を提案されたときなどに、即返答する意味で使われます。別の類義語で言うと、快諾・承諾・即答などと同じ意味となります。

いい意味に聞こえますが、状況によるかなと思います。

たとえば困っている人からの相談を受けて「いいよ!」と二つ返事で引き受ける、というのはいい意味で使われるパターンだと思います。

悪いパターンだと、引き受けたことによってマズい状況に追い込まれたとき。「二つ返事で引き受けるからこんなことになるんだよ!」と、考え無しでOKしちゃった、というようなニュアンスになります。

この「快諾」の意味の「二つ返事」は、状況や使い方によって良くも悪くもなる言葉なので、どう使うかは状況によって変わってくると思います。

「一つ返事」とは?

中には「一つ返事」という言葉を使う人がいるようです。

しかし「一つ返事」という言葉は本来存在せず、「二つ返事」の「即答で引き受ける」意味の誤用だそうです。

「二つ返事」と「一つ返事」は、使用する人の割合が半々というほどの浸透率なので、もはやどちらが間違いとかそういうレベルではないほど一般的な言葉となっているようです。

「一つ返事」と聞いた場合は「”即答でOK”の意味なんだな」と思って会話する必要がありますね。