生理の貧血対策・棗(なつめ)はタイミングが鍵!?

生理の貧血対策・棗(なつめ)はタイミングが鍵!?

棗(なつめ)は生理の貧血対策に良いので、是非とも取り入れてほしい食材です。

主な作用は緊張の緩和・鎮静・滋養強壮・利尿。そして鉄分、葉酸、パントテン酸、ビタミンC、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれているため、「ナツメを1日3粒食べると老けない」と中国では古くから言い伝えられています。

しかし食べるタイミングを間違えると、かえって生理が悪化してしまう可能性が!いつ取り入れればよいのか、詳しくみていきます。

取り入れたくなる!ナツメの効果!

ナツメには、こんな効能があると言われています。
・貧血予防
・体を温める
・緊張の緩和
・鎮静作用
・エイジングケア効果
・便秘予防
・滋養強壮
・利尿作用
・ホルモンバランス調整

また胃の調子を整える効果もあるとか。

うれしすぎ!ナツメの栄養価

ナツメには、女性に必要かつ不足しがちな栄養成分が豊富に含まれています。

・鉄分
・葉酸
・パントテン酸
・ビタミンC
・ナイアシン
・食物繊維 など

あの超有名美女も食べている!

ナツメは、世界三大美女の一人、楊貴妃が好んで食べた果物で、中国では五果の一つとして古くから珍重されてきました。ナツメは生の果実が日常的に食べられ、韓国では参鶏湯にも使われています。

また、日本へは奈良時代に中国から渡来したとされています。

漢方薬としても使用されている!

中国の東洋医学において、なつめは「大棗(たいそう)」という生薬名で、身体を温める「温性」の性質を持ち、漢方薬の中で多くの処方に使われています。

「大棗」は「補中益気」として胃腸の消化・吸収機能を整えて「気」を加速し、抵抗力を高める効果があります。 「養血安神」の効果もあり、精神を安定させることができます。 さらに、他の生薬の薬理作用を緩和する緩和薬性も持っています。 「大棗」は、胃腸虚弱、精神不安、不眠などの症状に適応しています。

生理の貧血対策に!

生理の貧血対策に、ナツメはとても優秀です。ドライの状態で売っているので、人によってはおなか一杯になってしまうため、「食べるのがツライ・・・」と感じる人も。

そんな場合には、お茶のようにして飲むのがオススメ。急須やポットにナツメを入れて熱湯を注ぐか、煮出すのが良いです。

濃いめに出した方が美味しいので、急須やポットの場合は長めの時間使って出した方が良いです。濃いシロップのような色味になったら飲み頃です。

取り入れるタイミングを間違えると逆効果!!

ナツメは日常的に食べても問題ない食材です。生理で貧血になる人にはぜひ取り入れてほしい食材です。

でもちょっと待ってください!

生理がつらいからといって、生理中にナツメを摂ることはオススメできません。なぜなら、生理中にナツメを食べたり飲んだりすると、生理で出ていく血の量が増えてしまう作用があるんです!

なので生理期間中はナツメを控え、その他の期間では日常的にナツメを取り入れて、生理に備えると一番良いサイクルとなります!

ベストなタイミングでナツメを取り入れて、PMSや貧血体質を卒業したいですね!