幕末旅-会津若松-会津の天気や気候(12月初旬の頃)

幕末旅-会津若松-会津の天気や気候(12月初旬の頃)

会津若松市は、福島県の中央よりやや西に位置する街。

東京からみると、真北に約200kmのところにあります。

そんな北国、会津若松の初雪はいつ頃なのかというと、その年によっても違いますが、早い時は11月25日くらいから、遅ければ12月25日という年もあるようです。

12月初旬頃、会津若松付近の週間天気予報を眺めていると、毎日予報が変わるので、先の天気が全くわかりませんでした。

昨日の時点では雪と書いてあったのに、雪の日が前倒しの予報になったかと思えば、2日後になっていたり、とても不安定な予報でした。

会津若松の人に聞いてみたところ「この時期の天気は当たらない」のだそうです。

それだけ変化が激しいのですね。

平地部分は雲ありの晴れでも、平地を囲む山のうちの1つは、いつの間にか白くなっている、ということもありました。

そして平地部分では、さすがに空気が冷たく、澄んでいました。

これに比べると、東京も確かに寒くはなっているのですが、独特のぬるさがあります。

空気がきれいで冷たいので、天がはるかに高い、という印象もあります。
同じ空なのに、不思議です。

そして、夕方暗くなるのがかなり早く、まだ18時だというのに真っ暗、という印象。
街の電気が少ないのが大きいと思いますが、時間の過ごし方が変わるな、と思うレベル。

手が冷たくなるので、手袋などがあると楽です。

しかし地元の方々はやはり慣れているのか、旅行者よりは臼杵のように思います。それでもマフラーはしていました。

そんな会津若松でも、平均的には9月で最高26℃、最低15℃という気温。

10月に入ると19℃/8℃と、夜は一桁に。
11月には12℃/2℃、という寒さ。
12月は5℃/-2℃、と最低気温の平均値が氷点下になります。

そして一番寒い1月、2月頃は-4℃~-7℃などと言われていました。

東京だと12月~2月までかけても、最低気温の平均は2℃です。

もっとも、同じ東京都でも八王子は1月の平均最低気温-2℃、奥多摩町に至っては1月に-6℃と出るので、地形も考慮すべきところです。

地形といえば、会津若松は盆地なので、夏暑く冬寒い傾向にあります。
といっても、会津若松の平地部分は本当に広く、平らなさまを見渡すことができます。

喜多方(きたかた)、坂下(ばんげ)などを含めた盆地床は、「あいづだいら (会津平)」というあだ名があるそうです。

盆地面積は324㎡、それでも日本の盆地では8番手なのだそうです。

周りを囲む山々まで、視界を遮るものがなにもないので、なかなか見ない景色と思ってじっくり眺めてしまいます。

次回は食文化についてご紹介します。