「スピンオフ」ってどういう意味?漫画やドラマ以外にも使い道が!

漫画やドラマで、よく聞く「スピンオフ」という言葉。
なんとなくわかるけど・・・
スピンオフの正確な意味は改めて聞いたことがない人がほとんどだと思います。
今回は聞きなれているけれど意外と教えてもらったことのない「スピンオフ」という言葉の意味について見ていきます。
そもそも「spin off(スピン オフ)」とは
そもそも「spin off~」とは英語で
「~を副次的に生み出す、 (会社など)を(発展的に)分離新設する」 |
という意味。
ドラマ・映画・マンガの「スピンオフ」とは?
テレビや漫画でよく聞く「スピンオフ」。
スピンオフは「続編」ではなく、「番外編」「派生作品」「外伝」という意味で使われています。
続編というのは
「エピソード1」
「エピソード2」
とか
「続・○○」
「新・○○」
とかそういう「続き物」を指します。
スピンオフ(派生・外伝)の場合は、本編ではサブだったキャラクターに焦点を当てた物語だったり、ストーリーが始まる前段階の小話を指します。
作品に例えていうなら
「スター・ウォーズ」のスピンオフが
「ローグ・ワン」
(スター・ウォーズ本編シリーズの空白部分を描く作品)
「ドクターX」のスピンオフが
「ドクターY」
(サブキャラクター加地秀樹が主人公・勝村政信さん主演)
「名探偵コナン」のスピンオフなら
「犯人の犯沢さん」
「ゼロの日常」
といったような感じです。
ちなみにコナンのスピンオフに思われがちな
『まじっく快斗』(怪盗キッドの話)。
むしろコナンより先に連載が始まっているので、「コナンのスピンオフ」というよりは、公式本編同士がクロスオーバーしている、という感じらしいです。
会社にも「スピンオフ」がある?
「スピンオフ」という言葉には、テレビや漫画・映画の用語というイメージがありますが、実はビジネス用語としての意味も持っています。
ビジネスで「スピンオフ」と使う場合は、
「会社から独立すること」
「子会社化すること」
という意味で使われます。
別の組織を作ること、という意味で、「スピンアウト」ともいわれます。
事業を見直して事業を切り離したり、切り離すことで本社への集中化を図るねらいがあるそうです。
子会社として本社とつながりを持っている場合もあれば、完全に別会社として独立することもあります。
もともと英語の「spin off ~」に「会社を分離新設する」という意味があるので、そのまま日本でも定着したようです。
まとめ
今回はよく耳にする単語「スピンオフ」についてみてみました。
スピンオフ作品は基本的に、人気キャラクターに焦点を当てたファン向けの作品として作られるので、アツい作品が多いです。
また、「知られざる過去」的なエピソードが描かれることもあります。
こうした作品に使われる「スピンオフ」は、英語の「spin off ~」が持つ「副次的な~」という意味から来ているようです
本編と合わせて、より作品を楽しみたいですね。
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