グルテンフリーは美肌に効果あり?美肌とグルテンの関係

私の肌荒れ、グルテンが原因かも?
そう思う方も少なくありません。
グルテンフリーは元々「セアリック病」という病気治療のために生み出された方法ですが、今ではダイエットや美容でも当たり前になってきています。
実際、「小麦粉製品をやめたら体が軽く調子が良い!」という人もいますが、肌にはどう影響するのでしょうか。
グルテンフリーに美肌の効果はあるのか。
グルテンフリーと肌の関係を調べてみました。
グルテンフリーとは
「グルテンフリー」とは、小麦に含まれるグルテンを控える食事法です。
グルテンフリーの世界では、グルテンは悪者にされがちですが、パンや麺を作るときに生まれる物質です。
パン・麺づくりの「グルテンの役割」 小麦粉に含まれる2つのタンパク質、「グルテニン」と「グリアジン」。 これが小麦粉を水でこねるについて結びついたのが「グルテン」です。 うどんやパンをこねると、生地に弾力や粘りが出てきますが、これはグルテンが徐々に結合し、網状組織を形成していくためです。 |
グルテンフリーが美肌につながる場合
グルテンフリーが美肌によい、といわれるのは、腸内環境を守ることと、血糖値を上げないことが理由です。
血糖値が急に上がると、イライラしやすく、太りやすく…とあまりいいことがありません。
肌に関していえば、シワやたるみができたり、体も老化しやすいのです。
しかも食欲増進してしまう、ダイエットの天敵です。
グルテンフリーが腸内環境を守ることにつながるというのは、”リーキーガット”という症候群が関係しています。
リーキーガットとは、腸漏れ症候群のこと。
グルテンが腸内で炎症の元となると、腸内のバリア機能を壊してしまい、リーキーガットになってしまうことがあります。
リーキーガットは意外に恐ろしく、
・肌荒れ
・便秘や下痢
・アレルギー
・慢性疲労
・うつ
な、様々な不調の原因となることがわかっています。
こうしたことから、グルテンフリーを行うことで体や肌の不調を避けることができ、美肌につながると考えられているようです。
グルテン製品に含まれる添加物が原因説
「グルテンフリーの商品を選ぶようにしたら肌の調子が良くなった!」
そんな方もいらっしゃいます。
実はグルテンフリーにしたことだけが、その理由ではないかもしれないんです。
グルテンフリーにしようとすると、うどんやパスタだけでなく、パンや菓子類も避けるようになります。
他にも、ハンバーグやカレー・シチュー、ビールなどもダメです。
そうすると、パンや菓子に含まれる「食品添加物」も摂取しなくなります。
実はこの食品添加物、大きな症状が出ないまでも、体調の不調や肌荒れの原因だったりする場合があります。
グルテンフリーを目指した結果オーライなパターンですが、もしかしたら、食品添加物が苦手な体質なのかもしれません。
注意して食品を選んでみると、より良いかもしれません。
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