なぜ「ノンシリコン」を選んでいますか?ノンシリコンが大事な理由!
- 2021.01.24
- オーガニック ニキビ 乾燥肌 美容 肌荒れ
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ノンシリコン商品が増え、選ぶ人も増えています。
なぜノンシリコンが良いが、なぜノンシリコンを選んでいますか?
シリコンフリーにすることには、実はお肌にとって非常に大事な意味があったのです。
〇シリコンは何のために入っている?
化粧品の中にふくまれている成分「シリコン」「ポリマー」。
化粧品に使うときには、シリコン・ポリマーはこんな役割を果たしています。
・防腐=化粧品の品質保持
・乳化=油分と水分を乳化させ、使用感を良くする
・保湿=肌への保湿
シリコン・ポリマーの入った化粧品の使用感は、塗った時には艶が出たように感じます。
○シリコンは何がいけない?
ノンシリコンが注目されていますが、そもそもシリコンの問題点は何でしょうか。
①まず、シリコンは「石油由来成分」であること。
石油由来成分といえば、ニキビ・肌荒れ・乾燥肌の原因と言われています。
さらに、シリコンは、化粧品を作る際に乳化の目的で使われています。
乳化とは、化粧品の成分のなかで、水分と油分が分離してしまわないように、混ざった状態にすること。
これがないと、水分と油分がコスメの容器の中で完全に分かれてしまうので、いちいち振って使うことになります。
これによって、化粧品の使い心地が良く感じるようになります。
しかし、シリコン・ポリマーは、この乳化効果が大きいので、肌の皮膚膜が破壊されてしまいます。
これはインナードライの原因ともなってしまうんです。
化粧品を塗って、「ちょっとべたつくかも」と思ったことはありませんか?
そして化粧を落とした後、肌が乾燥した感じがしたり、ガサガサしてきたかも・・・と思ったことはありませんか?
シリコン・ポリマーは、まるで肌に洗剤を塗っているかのような、こうした悪影響があるんです。
②「落ちない」が過ぎる
長時間落ちないのが売りの化粧品がありますが、こうしたコスメは、「落ちない」がすぎて、肌に残り、皮膚の呼吸を阻害してしまいます。
こうした化粧品には「フッ素加工シリコン」が使用されていますが、肌は呼吸ができないのでは意味がありません。
やさしくしっかり落とせるほうが、美肌には良いです。
③シリコン使用なのに「防腐剤フリー」!?
シリコン・ポリマーは、保湿剤の役割を持っていると書きました。
なので、シリコン・ポリマーは「保湿剤」と表記すれば、防腐剤フリーとも表示が可能なんです。
シリコン・ポリマーを避けたい人が、知らずに使ってしまうおそれがあります。
化粧品表示って、意外とこわいですよね・・・。
○何を基準にコスメを選ぶ?
では、何を基準にしたらよいのでしょうか。
たとえば「石油由来フリー」の表示。
石油由来成分を使用していなければ、シリコン・ポリマーは入っていないということになります。
勘違いされやすいのですが、「界面活性剤は悪!」というのは、すこし間違いです。
自然界にも、界面活性は存在します。
大事なのは、それが「何由来であるか」。
天然成分の界面活性剤を使用しているメーカーなら、石鹸やパーム・ココナッツなどの洗浄剤を使っているはず。
くわしくは各メーカーに確認が必要です。
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